三大成人病(がん、心臓病、脳卒中)のなかでも、特に死亡率が高いのが、がんです。
特に働き盛りの40代?60代の死亡率1位に君臨し、しかも患者数は今もなお増加の傾向を示しています。
「がん」というものは、身体にできる悪性腫瘍をまとめた総称です。がんというのは、私たちの身体をつくっている数10兆もの細胞のなかの「1つ」が何かのきっかけで異常に増殖し、それが全身に広がっていき、やがては人を死に追いやってしまうこともあるという恐ろしい病気です。
「がん」は大きく3つに分けることができます。
●がん腫・・・皮膚、消化管、呼吸器、泌尿器、生殖器、など、臓器の上皮組織に発生するがんをいいます。
●白血病・・・血液のがんです。
●肉腫・・・上皮組織以外の骨や筋肉、リンパなどにできるがんをいいます。
何とか予防はできないのか思うのですが、残念ながら、がんを完全に予防することは不可能です。
しかし、発がん遺伝子を刺激しないようにすることは可能といわれています。基本は、食生活と運動です。
国立がんセンターが提唱する「がん防止のための日常生活12か条」をご紹介します。
1.偏食をしないでバランスのとれた食事をする。
2.毎日、変化のある食生活をする。
3.食べすぎを避ける。
4.深酒をしない。
5.タバコを減らすか禁煙する。
6.適量のビタミンと、たくさんの繊維をとる。
7.塩辛いものを多量にとらない。
8.あまり熱いものは食べないようにする。
9.カビの生えたものを食べない。
10.日光に当たりすぎない。
11.疲れやストレスをためない。
12.身体を清潔に保つ。
これらは直接、がん細胞に働きかけたり、発ガン遺伝子を根絶するというものではありません。しかし食生活を改善し、適度な運動を行うことで抵抗力をつけることができます。精神的にストレスを発散させることも大切です。ガンを寄せ付けない心と身体を作るということが、非常に有効な予防法となるのです。